母への嫌悪感に関するとりとめのない日記です

先日、1,2ヶ月ぶりに両親に会った。

両親と私を含め、何人かの親戚が集まっての食事会だった。

 

私は小さい頃から母親のことが苦手で、母親への恨みみたいなものを持ってずっと生きてきたのだが、一人暮らしをしてからは割と良好な関係を築けていると思っていた。

 

でも、その日会ってみて、やっぱり苦手だなと思い直した。

苦手どころか、彼女の一挙一動すべてに、猛烈に腹が立つ。なんて言うことのない言動全てに、苛立って仕方ない。

 

私は親戚の会話の中にはほとんど入らなかったのだが、絶えず話して場を盛り上げようとする母親を第三者として見ていて、自分でも訳がわからない嫌悪感でいっぱいになった。

恥ずかしいのか、嫌いなのか、イライラするのか、最早どういう感情なのか自分でもわからなかった。

 

もちろん、母は人を傷つけるようなことを言ったわけではない。ただ普通に誰かと話しているだけで、どうしようもなくイライラした。

 

私はメンタルが激弱く、今までは心のどこかで、「母のせいでこんなに毎日が苦しいんだ」と思い続けてきた。

その上で、「いい歳こいて、いつまでも母親のせいにしたって仕方がない。自分でなんとかしなければ」「母は私を愛してくれているのだから、これは母のせいではない」と自分に言い聞かせていた部分があった。

 

ところが、今日、あまりにも全ての言動に腹が立つもんだから、「もしかして、母がどんなことをしても私は腹が立つのでは?母の育て方云々ではなく、ただ単に私がひねくれているだけなのでは?」と思った。

 

つまり、母が悪いんじゃなくて、わたしが永年反抗期の社会不適合者なだけかもしれない、と思ったのだ。

 

今まで何でもかんでも、心の片隅では母のせいにしていた私は、複雑な気持ちだった。

 

その日は苛立ちすぎてドッと疲れ、帰宅した。

すると、一緒に帰ってうちに泊まっていけば良かったのに。というメールが来た。

これを見ただけで2倍疲れた。

 

 

母に会うのはとても体力を使う。でも、会いたい気持ちはある。それに、父にはなんの苛立ちも無いし、純粋に会いたい。

 

ただ私は、自宅以外に泊まるのが本当に苦手で、すぐに体調を壊す。実家だと尚更しんどい。

だからなるべく日帰りで行きたいのだが、「泊まっていけば」と必ず言われると分かっているので、断るのが毎回面倒だし、申し訳ない。

 

「自分のベッドじゃないと寝れないんだよね、、、ハハハ、、、」とそれとなく伝えているつもりだが、

「親と一緒に居たくないだけなんでしょ」と理解してもらえない。

 

泊まっていって欲しいと思ってくれる気持ちは嬉しいので、断るのも悲しくなる。

(別に夜帰ろうが一泊して朝帰ろうが、同じようなもんじゃないかとも思うが。)

 

 

私は小さい頃から母とは真逆の人間で、母の勧めることは、私にとって体力を消耗するものばかりだった。

でも、母はそれを理解できず、怠惰でワガママな私を責めた。

母にとって私は母の一部なので、自慢できる活発な子供が欲しかったのだと思う。

 

そのため私は「体力消耗を防ぐことは悪だ」と認識して育ち、何がしたいのかよく分からない大人になった。

 

私は母を憎んでいるんだろうか?母のせいで毎日苦痛なんだろうか?

それとも、母親がどんな人であれ、こうなっていたんだろうか?

母原因説と私原因説、どっちが楽なんだろう?

 

その食事会の次の日からしばらくは、体調を崩した。やっぱり実家に泊まらなくて良かった。

 

 

そういえば、私に泊まれ泊まれと言ってくる母自身も、自分の父親が大嫌いで、たまに実家に帰っても「早く帰りたい!!!」と嘆いていたものだ。

 

私もいつか子供ができることがあったら、こんな風に煙たがれるんだろうなぁ。

 

という、なんの脈絡もない日記です。。。